カルダシェフ・スケールとはどんな文明なのか

出典先のBeyond Universe Wikiを元に作成。取り敢えずタイプ2.0まで。
ガバガバ編集&翻訳許して


-1.0
多くの感染性病原体又は微生物が該当し、相応の知覚を持つ。1ワット以上の電力を生成できない。
UR MEANINGLESS NON EXICETANT(絶対的なオメガ文明から)

活動規模の度合い
-1.9:ほぼ0規模の生命体
-1.8:ナノメートル規模の生命体
-1.7:ナノーブ
-1.6:一本鎖DNA
-1.5:他のウイルスを標的とするウイルス
-1.4:〃
-1.3:小型のウイルス
-1.2:大型のウイルス
-1.1:小型の細菌
-1.0:大型の細菌
-0.5:ミリメートル規模の生物


0.0
文明と呼ぶことが出来る最小の規模を示す。これは1メガワット(100メガワットとする場合あり(Toby Ord))に相当し、約1万人分の電気消費量に当たる。
交通
惑星内で完結する移動手段が主流。初期は徒歩や家畜、単純な船などが主で、タイプ0.5に進むと車、鉄道、船、飛行機等の交通機関が発達する。
平均で数メートル/秒の速さで移動する。この時点では宇宙を移動するのに多大な費用がかかる。
工学
自分の惑星上にのみ建築物を建てることができる。
電力の供給では、初期は知的生命体と家畜によるものが主で、後には木材、石炭、火力、風力、原子力、太陽光、核融合等へと技術が発達・多様化する。
進化
宇宙旅行が実用的な段階まで技術が進むようになると、惑星外にも基盤施設が構築され、惑星の全資源を使いこなすタイプ1.0文明に進むことができる。
尚、単一の惑星文明の段階のうちに核戦争、人工知能、疫病等、文明の脅威となる要素に直面する恐れがあり、それらを取り除く必要がある。
NEGATIVE YOUR PUNY AND TINY AND MEANINGLESS (絶対的なオメガ文明から)


0.5
我々地球人類においては産業革命頃の文明を表す。この頃に内燃機関を発明したことから、以降の科学は飛躍的な進歩を遂げるようになる。
交通
陸運においては、列車やバス、トラックでの輸送が大半を占める。
進化
空運の発達により、数百年程で惑星全体を植民地化していき、やがてタイプ1.0文明としての資格を得る。


1.0(惑星文明)
惑星全体の資源及び利用可能な恒星エネルギーを制御できる文明で、到達には最低1ペタワット超は必要。
人類の文明においては、セーガンの対数目盛で0.73程度(1960年代時点)とされており、西暦2250年頃にはタイプ1に到達すると見込まれる。
交通
航空機や(短距離の)宇宙船などといった大陸間の迅速な輸送手段が確立されている。
この時点では液体ロケット燃料やプラズマ等の推進技術ができているか不明だが、実用化された場合最速で光速に近い速度で航行出来る。
工学
1つの建物内に自己完結型の「都市」がこの時出来ているかもしれない(宇宙エレベーターやカーボンナノチューブ等が使われた建造物も含む)。
タイプ1後期以降になると更に巨大な人工構造物が作られる他、宇宙船の建造、惑星の周囲にも居住空間が設けられる。
仮想現実空間では現実世界内における実現可能な事も実現不可能な事も実現できてしまう。
DNAを操作するナノボットであらゆる病気を治療するようになる、故に寿命が大幅に伸び、不老長寿も夢ではなくなる。
生存可能圏外惑星を「植民地化」し、居住可能な環境に作り変えるようになる(人類で言う所の火星や金星のテラフォーミングにあたる)。
人工知能が生物学的知能を大幅に上回り、超人工知能が発明されうる時期に材料や食品を製造する3Dプリンターを備えた端末を持つようになる。
進化
星間空間の規模がとてつもなく大きいことから、タイプ1を超えて発展するのが困難になりうる。
ダイソン球の材料を確保するために恒星間移動をする場合、光速でも数十年は掛かることが予想され、それまでに破局噴火、巨大地震、大津波、致死性の疫病、異星人からの侵略等により知的生命体が滅ぼされる恐れがある。
ダイソン球の建設には、自己複製宇宙船を介する必要がある(星系から活動範囲を拡大するとき、多大なエネルギーを要する)。
軍事
ミサイルが300km/s以上という速さで移動し、水素爆弾と同等かそれ以上の威力となる核爆発を引き起こしうる。
タイプ1後期文明では、最も強力な武器がテラトン級のTNT爆弾に相当する反物質爆弾になる可能性がある。この規模は、地球上で恐竜の絶滅の原因となった小惑星に相当する威力である。
YOU MEANINGLESS PUNK(絶対的なオメガ文明から)


1.5
幾つかの惑星や衛星を「植民地化」し、遅くともタイプ2.0到達までには近傍の恒星辺りまで活動拠点を広げていくことになる。
宇宙開発への投資次第だが、タイプ1.5到達には数百年から1000年程度と見込まれる。
交通
交通網が惑星外にまで拡大し、天体間を現実的な時間で高速移動できるようになる?


2.0(星系文明)
恒星及び星系全体の資源を制御できる文明。
到達には10^26ワットは必要で、ダイソン球またはその派生種の建設がほぼ必須。
到達までは現在の地球文明基準で1000年程度と見込まれ、我々人類が2022年時点で生存している場合、遅くとも21世紀半ばまでに不老不死又は不老長寿の技術が確立していることが要求される。
交通
星系内の惑星間飛行ならば日常的になっているだろうが、他の恒星系からも資源を確保する場合、恒星間飛行には超光速航行やワームホールでの移動等の手段が確立している必要がある。
工学
(タイプ2後期文明以降)リングワールドやオルダーソン円盤等といった惑星外でも居住可能な領域が確保出来るようになり、人類の場合は最大で木星軌道付近まで拡大しうる。
進化
フォン・ノイマン探査機やFTLワープドライブ等のFTL技術等を活用することにより、タイプ3文明への足掛かりとすることが出来る。
到達には最大で数百万年程度か。


コメント

  1. mukoto より:

    人類が戦争せずに、文明が上がるのなら、そっちを推奨する。

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